この記事に辿り着いたあなたは、NFTについてこんな風に疑問に思ったり、知りたいと思ってこのサイトに訪れたのではないでしょうか。
NFTってなに?
NFTが難しすぎて、全然理解できない!
NFTをもっとわかりやすく解説してくれるサイトってないの?
NFTとは、Non Fungible Token(和訳:非代替性トークン)というのはよく聞く解説だと思いますし、聞く人も非常に多いのではないでしょうか。
しかし!
だからなんなんだ??、もっとわかりやすくNFTについて教えて欲しい!というのが本音だと思います。
このサイトでは、NFTについて調べ尽くし、NFTを発行することができるエンジニアがわかりやすく解説していきます。このまとめを見て、是非NFTについて理解し、あなた自身も他の方にわかりやすく解説してあげるレベルになって欲しいなと思います!!
Contents
NFTとは?NFTのエンジニアがわかりやすく解説!
NFTとはわかりやすく言うと、ずばり、デジタルデータが代替不可能になったものです。
・・・これだけ言ってもちょっとわからないですよね。
デジタルデータが代替不可能になったものというものを更にわかりやすく言うと、
デジタルデータ(画像や動画)って、本来簡単にコピーできてしまうものですよね。
それはパソコンやインターネットを使っているとわかりやすいと思いますが、ズバリ、
コピーアンドペースト
これが簡単にできてしまうのがインターネットやパソコンの世界です。
それが、ブロックチェーンという技術を使うと、それが絶対にできなくなってしまうんですね!
これはかなり画期的なことです。
これがまずは簡単にわかりやすく伝えたNFTについての内容です。
これからガンガン詳細を説明していきますが、わかりやすく話して行こうと思います。
ちょっと分量が多くなってしまいますが、頑張ってついてきてください!
NFTはなぜ代替不可能(コピー不可能)になるのか?
それでは、なぜNFTは代替不可能(コピー不可能)なものになるのでしょうか。
その鍵を握っているのがブロックチェーンです。
NFTをわかりやすく解説すると、必ずついてくるのが「ブロックチェーン」です。
ブロックチェーンというのがNFTを根幹から支えている技術なのですが、実はこれを理解しないことには話が進みません。ここからはかなり専門的な内容に入ってきますが、頑張ってついてきてください!!
ブロックチェーンは、まずはこんな感じで理解してもらえたら嬉しいです。
ブロックチェーンとは、インターネットに参加する人たちの集合体
名前のイメージとはかなり違う説明をまずはします。ブロックチェーンというのは、まさに一つの塊を鎖状に繋げたものではあるのですが、それは実は「一部分」の話なので、わかりやすく説明するために一旦名前で捉えるのはやめておきましょう。
インターネットの現在の構造から説明してくと捉えやすいかと思うのですが、インターネットは現在各パソコンから繋いで自分たちが見たいサイトに勝手にアクセスし、好きなことをやっていく感じですよね。
そして、繋がったサイトが全てを処理するような言わば中央集権、一極集中というのがこれまでが普通でした。
それが、ブロックチェーンでは、各パソコンが相互に影響しあい、お互いを監視するようになります。
今の状況を図にすると、こんな感じになっています。
一個に集中して管理するのではなく、それぞれが影響しあって管理するネットワークを作ることで、一個のユーザーなどが勝手に何かをできなくする。というのがブロックチェーンの旨味になります。
ずばり、これをまずは覚えていただくとわかりやすいのではないかと思います。
※ちなみに、一個に集中して管理する方法をクライアントサーバー方式、それぞれが影響しあって管理するネットワークのことをP2P(Peer to Peerの略)と言います。
詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!
ブロックチェーンの根幹をなすP2Pネットワークとは? 非専門エンジニアのための基礎入門https://codezine.jp/article/detail/13319
では、何がブロックで、何がチェーンなのか?
で、何がブロックで何がチェーンになるんだ?
そう思った方も非常に多いはずです。
ブロックチェーンという名前ですべてを捉えると非常に難しくなってしまいますが、ブロックでチェーンな部分というのは一部分なので、わかりやすく捉えていただくためにぜひ整理して捉えていただきたいと思います。
ここではブロックでチェーンな部分もわかりやすく説明したいとおもいますが、
ブロックでチェーンな部分というのは、その
やりとりのシステム
です。
いろんな人が繋がったネットワーク(便宜上わかりやすく説明するために、ここでは敢えてブロックチェーンとは言わずに)の記録を残すために、取引を行うのですが、そのやりとりのことを「ブロック」そして、このネットワーク上では次の取引である新しいブロックを生み出すためにはその前のブロックの情報を使う必要があります。
(ここでわけわかめな人が続出するでしょう。。。すみません。もうちょっとわかりやすく説明したいので、もうちょっと辛抱してください!)
ちなみに、ここでいうブロックを作り出す行動のことを「トランザクション」と言ったりしますし、NFTでも重要なこのトランザクションを人間でなく仕組みで自動的に処理してくれるのが「スマートコントラクト」と言ったりしますが、無視して頂いて大丈夫です。笑
トランザクションはただの処理の名称と捉えていただいてOKなのですが、スマートコントラクトは非常に難しい概念ですので、もし気になる方がいましたら以下のサイトがわかりやすかったので是非参考にしてみてください。
スマートコントラクトによって処理されると、二度とブロックは変更することができなくなります。
ここに、NFTにも関連する代替不可能とかコピー不可能というヒントがあるんですね。
ひとまず、ブロックでチェーンな部分はこのやりとりのことを指しています。
わかりやすく理解するために、是非こことそれぞれが影響し合ってつながっているネットワークの部分は切り分けて理解して頂きたいと思います。
ブロックチェーン上で発行する、代替不可能(コピー不可能)になる!
ここでわかりやすくお伝えしますと、
みんなが繋がりあったインターネット上で、人間でない仕組みが発行することで誰も変更できなくなり、代替不可能(コピー不可能)となります。
これこそがNFTの肝心な部分になります。
中央集権的な管理ですと、その管理をしているところがコピーとか消去とかをできたり、
逆に、そこから入手できたものが自分たちでコピーできたりと・・・
これこそが今までのインターネットの世界の常識でした。
しかし、ブロックチェーン上で発行したNFTならば、そのコピーとかが誰にもできなくなってしまいます。
そこに非常に魅力があり、今世界の人々が着目しているのです。
しかし、いろんな問題点ももちろんある
魅力に溢れたNFTですが、やはり問題点もたくさんあります。
ブロックチェーンに参加できる人がそもそも今は非常に少ない
参加するためのWalletを作るのが大変
発行の手数料が高すぎる
実はコピー可能(アドレスが紐づいているだけ)
などなど・・・
ここら辺まで含めて説明できて初めてわかりやすく理解できたのではないでしょうか。
NFTやブロックチェーンの世界はこれからどんどん発展していくこと間違いなしだと思います。
やはり、大手企業などが参入したり、対応している会社もどんどん増えてきていますからね。
まだまだ、課題点も多いNFT、ブロックチェーンの世界ですが、これからも発展に寄与していきたいと思っています。みなさんも、今回のわかりやすい解説を見て、NFTやブロックチェーンに興味を持っていただけたら嬉しいです!!