こんにちは、ブロックチェーンやNFTの開発、エンジニアをフリーランスでやっているIke(アイク)です。
このページでは、NFT &ブロックチェーンエンジニアとして最前線かつリアルタイムの情報を行動しながら獲得している筆者が、NFTの開発関連でこんなことを教えていきます。
- NFT開発とは何か？
- NFTで開発を行う方法とは？私にもできるの？
- NFTで開発を行うために身につけるべきことは？
このページではプログラミングやエンジニアリングに携わる人たちが、今ホットなNFTについて知ってもらい、そのNFTの開発が今すぐにもできる！（多少の知識は必要ですが）ということ知ってもらいたくて執筆しました。
Contents
NFTの開発に必要なスキルとは？
さあ、NFTの開発に必要なスキルについて最後は解説していきますが、NFTの開発事例などを知って、どんな風に生かすことができるのか、未来はあるのか？などを知って頂かないといけないと、筆者は考えています。早速、NFTの開発事例について知って頂きたいと思います。
NFTについて詳しく知らない方や、おさらいしたい方はこの記事をご覧ください。
NFT開発とは何か？事例を挙げる
さて、NFTで開発できることって一体何があるんでしょうか。
NFT開発の根幹
NFTの重要な根幹技術としてあるのが、「ブロックチェーン」と言います。
NFTだけでなく、様々な開発を助けてくれるどころか、たくさんの新しい概念となるようなものを開発されているのが「ブロックチェーン」。ブロックチェーンで開発されている概念、技術としてはこんなものがあります。
- 仮想通貨
- DeFi
- DAO
- その他多くのブロックチェーンを用いた技術
そう、仮想通貨も基本はブロックチェーンになるんです！
ブロックチェーンを用いると、インターネット上で様々な新技術を作ることができるようになるわけですが、その特徴として「分散性」や「非中央集権」といったものが挙げられます。
上にあげた記事の中にあるNFTの特徴として、「デジタルデータがコピー不可能」だったり、「買った人の名前が記録される」と言ったものがあるのですが、これはブロックチェーンの分散性、非中央集権な点から派生したものになります。不思議ですよね。
ブロックチェーンの理解から、NFTの特徴を理解できるようになるだけでなく、開発に生かすことができるようになります。これからNFTの開発に携わりたい方は、是非NFTやブロックチェーン周りの知識を収集することをお勧めします！
※DeFi・・・Decentralized Finance(分散型金融)。ブロックチェーンを用いた金融のこと。銀行を必要とせず、個人間で送金が可能。
※DAO・・・Decentralized Autonomous Organization(自律分散型組織)。ブロックチェーンにより特定のリーダーがいなくとも一つの目的に沿って動く組織。スマートコントラクト（後述）を用いて、決断などの自動化も行う。
NFT開発の実例
さて、それではそのブロックチェーンを用いたNFTの開発とは一体なんなのでしょうか。
実は、NFTの開発そのものはとてもシンプルで、
NFTを発行するものを作る
これだけなんです。
でも、これが実はめっちゃ奥が深い！！
NFTを発行するための機構こそ、上で記載しているスマートコントラクトが重要になります。
NFTを発行するためのスマートコントラクト、そしてスマートコントラクトを用いたアプリケーション（Dapps:Decentralized Aplications→ブロックチェーン上のアプリケーション。Dがついたものは全てブロックチェーンの「分散されている」何かだと思って頂いても良いです。）を開発することが、NFT開発において全てになります。
現状、NFT開発におけるDappsやスマートコントラクトを開発できる人は少ない。
2022年現在、日本ではNFTが流行り出してまもない時期になりますが、NFT開発を行える人材はすごく少ないです。
NFTを発行するためのスマートコントラクトやDappsを開発できるエンジニアは貴重です。
今こそ、NFTの開発者として活躍するチャンスなのです！！
NFTの開発を行う方法とは？
それでは、実際にNFTを開発するためにはどうしたら良いのか、具体的に解説していきましょう。
ここまで、スマートコントラクトが重要ということをお伝えしてきました。
このスマートコントラクトを用いたDappsを開発すると実際に何ができるのでしょう。
NFTの発行
現在、様々なNFTを発行し販売するためのマーケットプレイスや、少しですがNFTを発行するためのAPIがあります。
NFTを発行する行為を「ミント」と言いますが、各ブロックチェーン上のスマートコントラクトで、プログラミングが動作し、NFTをミントさせます。
・・・この行為自体はプログラミングを知っていかないと中で何が起きているのかが全くわかりません。だからこそプログラミングが重要になります。
現在NFTのマーケットプレイス最大手のOpenSeaでは、仮想通貨のイーサリアムのブロックチェーンがメインで用いられておりますし、NFT市場としてはやはりイーサリアムがどこでも主流となっています。
イーサリアム上でスマートコントラクトをデプロイ（スマートコントラクトやDappをローンチすること。ちなみに一回デプロイすると二度と変更することができない。）するためには、、、
次の章に移っていきましょう。
NFT開発に必要なスキルとは？
さて。それではいよいよNFT開発に必要なスキルについてまとめていきたいと思います。
ちなみに、イーサリアムを例としたNFT開発に必要なプログラミング言語はこんな感じになります。
Solidity
JavaScript(React)
もちろん、Webを主体としたNFT開発を行うためには、Web関連の言語（HTMLやCSSなど）も必須になりますね。
JavaScriptを取得していく段階で必要になる言語なので、多くの人が習得している可能性が高いですね。
イーサリアムのブロックチェーン上でスマートコントラクトやDappsを開発していくのであれば、オリジナルの言語であるSolidityを習得しなければなりません。
これが相当ネックなんですね〜〜。
他の開発で使われることのない言語なので、参入障壁が高いです。
それに加えて、JavaScriptやReactも使うとなると・・・ハードルやばくね？？
となるわけなんですね。
そういうのもあって、ブロックチェーンやNFTの開発エンジニアはすごく少ないみたいです。
でも、少ないからこそチャンスです
少ないからこそ、誰もできないことを習得するチャンスなのです。
私もそう思って現在、Solidityを用いた開発を頑張っている最中です。
一緒に頑張ってくれる方がいたら、一緒にやっていきましょう！
筆者のTwitterに是非ご連絡を↓
NFT開発に必要なスキルを勉強するためには
そんな参入障壁の高い言語、どうやって勉強するの？
教材とかあるのかな？？
そう思う方も多いはずです。ReactやJavaScriptについては多くの教材が出回ってますので割愛しますが、Solidityはこのサイトが非常にオススメです。
ちょっと古めですが、Solidity版Progateです。
日本語もしっかり訳してあるので、なかなか素晴らしい。
そのほかにも、先に進んでみたい方は私も直接Twitterとかで相談に乗りますし、一番Solidity関係の開発と発信を頑張っているでりおてんちょーさんの勉強法がおすすめです。
Solidityの勉強で挫折しない 〜初心者向けの勉強法〜
https://ethereumnavi.com/2021/11/08/solidity-development-beginner/
さて、如何でしたでしょうか。
NFTの開発は色々と難しいこともわかったと思いますが、これからやってくるであろうNFTの波に乗っていくために、今から準備しておくことで先駆者になれることは間違いないでしょう。
みなさんの挑戦を、応援しています！！